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ドロピタルの定理 - 数学
2007/12/6(Tue.)
de l'Hospitalの定理(和名: 退院の定理)
実数 a , bと関数f(x)について
[証明]
H(x) = (f(x) - f(b) ) - k・(g(x) - g(b) )
とおく。
H(a) = H(b) = 0
であるので
平均値の定理より、
H'(c) = 0
となるcがaとbの間に存在する。
即ち
f'(c) - k・g'(c)=0
移項して
k = f'(c)/g'(c)
また
H(a) = H(b) = 0
より、中間値の定理より
H(h) = 0
となるhがaとbの間に存在する。
H(h) = 0
⇔ (f(h) - f(b) ) - k・(g(h) - g(b) ) = 0
⇔ (f(h) - f(b) ) - (f'(c)/g'(c) )・(g(h) - g(b) ) = 0
⇔ (f(h) - f(b) )/(g(h) - g(b) ) = f'(c)/g'(c) ・・・①
今、a→bとすると、
c,hはa,bの間にあるので、c→b, h→b
よって①は証明する式になる。
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