<<戻る

日記 intime o'

Rabbit Nabokov - 20世紀少年をテレビの再放送で見て普通に面白かった話 2009/8/29(Sat.)
  全くもって意味の分からなかった、「20世紀少年」劇中で遊ばれていた
カードゲーム「ラビット・ナボコフ」について調べたメモ。

 Rabbit NabokovはAleksndr Nabokovさん(御察しの通りロシア人)が
考案したゲーム。映画20世紀少年では『世界中のカジノで一時期採用され
ていたが、大負けをして自殺者が続出した為、あまり為流行らなかった。
イカサマがしやすい』というゲーム。調べてもそういう事は確かめられな
かった。実際のゲームというよりも実験的に考案しただけのゲーム。
ルールは以下通り。

--------------------------------
Rabbit Nabokov

・joker含む53枚1デッキのトランプを使用。
・子はアンティ(ゲーム代)を払い1ゲームに参加。
・親は子の前にカードを五枚ずつ伏せて配る。勝負まで伏せたまま。
・親は一枚のカードで子と一人ずつ勝負をする。流れは以下の通り。

親、山から一枚引いて見せた状態で置く。これが親の手。

 →子、勝負するなら「Perestroika(ペレストロイカ)」を宣言し、
  金を賭ける。自分のカードから一枚オープン(自由に選べるわけ
  ではない。普通左から順に開ける)→親・子の手を比べて後述の
  役一覧に従って、勝負付け、清算。使ったカード(2枚)はこの時
  点でゲームから除外する。

 →子、勝負を降りるなら「Matryoshka(マトリョーシカ)」を宣言
  親のカードと自分のカード一枚をゲームから除外する。

親は全ての子と順に一回ずつ勝負する(その度に親のカードは捨てる)。
これを五回繰り返して(子のカードが無くなるまで)1ゲームが終了。

・役一覧
[子の勝ち手]
Rabbit 数の差が2 一倍勝ち(1:1)
Khorosho(ハラショー) 同じスーツ 二倍勝ち(2:1)
Piroshky(ピロシキ) 共にA(エース) 十倍勝ち(10:1)
Mischa(ミーシャ) 親が2子がjoker 五十倍勝ち(50:1)
Rabbit Nabokov(ナボコフ) 親がjoker子が2ハート 百倍勝ち(100:1)
[親の勝ち手]
Katyusha 共に2 十倍勝ち(1:10)
Potov(ポトフ) 以上に当てはまらなければ競り※を行う。 一倍勝ち(1:1)


競り・・・あれ?こういう言い方であってるのかな。普通のポーカーとかナポレオンとかブジッジとかでトランプカード一枚の強弱の格付けのことです。
数字で強弱判断して(最強)A>K>Q>J>10>9>・・・>4>3>2(最弱)
数字が同じなら更にスーツによって(スペード)>(ダイヤ)>(ハート)>(クラブ)
っていうアレです。

コメ(0) | トラ(0)


(c)Kero's World